賃金・労働条件を向上させる運動


■賃金引き上げ運動

大建労では仲間の暮らしを守るため毎年話し合って賃金要求額を決め、自治体(大阪府・市)や業界団体などに申し入れ、賃金・単価の引き上げ、労働条件の改善など、魅力ある建設産業を目指して運動しています。

■大手ゼネコン・住宅企業 と交渉

組合では賃金・工事代金の不払いや、建退共(建設業退職金共済制度)の適用、労災の問題などの解決や、要求の実現を図るため、春・秋に大手ゼネコン、住宅企業を相手に、交渉を行なっています。

■不払い問題の解決に取り組んでいます

「働いたお金を払ってもらえない」など不払いの被害に遭う仲間たちが急増しています。
組合では親身になって仲間の相談にのり、解決まで手助けしています。「無料法律相談」へジャンプ

組合に相談してよかった…解決を喜ぶ仲間の声

その1 マンションの型枠工事を請け負いましたが、親方が金を持ち逃げされて困っていました。
組合本部へ相談すると、元請に請求できると教わり、その結果、5人分の不払い総額の8割にあたる200万円を支払ってもらうことができました。組合に入っていて本当によかった。(Sさん・大工)

その2 マンションの外装タイル工事で、三次下請けの夜逃げで1ヵ月分の賃金が不払いになりました。
労働福祉事業団の制度を利用して立替払いを受けられることを組合本部からアドバイスされ、裁判所の手続きなど親切に教えていただき、総額の8割にあたる28万円が支払われました。本当にありがとう。(Mさん・左官)

このほかたくさんの解決事例があります。

 

■建退共(建設業退職金共済制度)

建設労働者にも退職金を―退職後の生活を守るため、加入をお勧めします。

建退共(建設業退職金共済制度)は、国(厚生労働省)が作った建設労働者のための退職金制度です。
組合は建退共の事務組合となっていますので、手続きをすればいつでも手帳を発行してもらえます。
公共工事・民間工事を問わず、手帳を持って現場で証紙を請求しましょう。

※公共工事に携わる労働者は請求すれば証紙を貼付してもらえます=企業交渉の回答より=。
※掛金、退職金は証紙1日320円の場合です。今後変更もあります。

受け取り退職金の見込み額
(2016年4月改定)

掛金納付年数(月数) 退職金見込額
2年(24月) 161,280
5年(60月) 414,087
10年(120月) 893,559
15年(180月) 1,409,319
20年(240月) 1,933,479
25年(300月) 2,474,439
30年(360月) 3,038,919
35年(420月) 3,641,031
40年(480月) 4,268,007

 

■無料法律相談

さまざまなトラブル・悩みの解決に協力します

組合では月に1回(基本的に第3木曜日)、弁護士による無料法律相談会を行なっています(要予約)。
工事代金の不払いや土地家屋をめぐる紛争、生活上の悩みなど、あらゆる問題の解決にむけて、組合と弁護士が力をお貸しします。

 
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